食べ物や飲み物で女性特有の薄毛を改善する方法
食べ物や飲み物の種類によっては、髪の栄養素となる成分が豊富に含まれているものがあります。髪を成長させるには、毛乳頭細胞や毛包などの活性も大事ですが、髪を構成する栄養素も必要不可欠です。どんなに毛乳頭細胞などの働きが活発でも、元となる栄養が不足していては薄毛が改善できないので、食べ物や飲み物の摂り方を工夫してみましょう。
髪の主成分はタンパク質の一種であるケラチンですが、タンパク質は普通に食事をしていれば不足することはありません。それよりも重要なのは、ケラチンの合成に関わるビタミンやミネラル、合成を阻害する活性酸素を抑制する抗酸化物質です。これらの栄養素を手軽に摂れるのがフルーツです。薄毛改善にフルーツというのは意外かもしれませんが、フルーツにはビタミンやミネラル、ポリフェノールが豊富に含まれています。
また、基本的に生で食べることが多いので、栄養素を壊さず摂取できます。フルーツの中でも、特に薄毛に効果があると言われるのがりんごやバナナ、キウイ、グレープフルーツです。どれも高くないフルーツですしスーパーで購入できますから、毎日の食事に取り入れていきましょう。
薄毛を改善する飲み物の筆頭に挙げられるのは豆乳です。女性特有の薄毛の原因は加齢や生活習慣などが挙げられますが、薄毛を直接引き起こすのは女性ホルモンの減少です。豆乳には、減少した女性ホルモンの働きを補う効果が期待できる大豆イソフラボンが豊富に含まれています。
1日200mlの豆乳を飲めば、大豆イソフラボンの働きをしっかり得られるので、牛乳の代わりに豆乳を飲むようにすると薄毛改善に効果的です。また、ワインやコーヒーには活性酸素を除去するポリフェノールが含まれています。どちらも飲みすぎは禁物ですが、適量であれば薄毛改善に効果が期待できます。
こういった食べ物や飲み物を取り入れたからと言って、すぐに薄毛が改善できるわけではありません。しかし、髪に必要な栄養は確実に摂取できますから、プラスαの感覚で取り入れていくといいですね。
